ひと手間の重要度

やらなくてもいいけど、やると抜群になるって工程は結構ある。じゃがいもを切って炒めるとき、そのまま炒めるのでもいいけど、一度水にさらせば炒めるときにじゃがいも同士がくっつかなくて非常にやりやすい。米を炊くとき、洗ってそのまま炊いてもいいけど、一度ザルに上げて表面の水を米に吸わせれば、もっちりふっくらに炊き上がる。「口に入れば一緒」と言ってしまえはするけれど、ちょっとのことで仕上がりが全然違うのは、やっぱりなんだか面白いもんである。

そんな「やると抜群になる」工程のひとつ、「大根に切り込みを入れる」ということを先日はじめて試してみたところ、これがただ事ではないうまさだった。なんで今までやらなかったのか。おい、どーなんだい。

大根とツナの焼き煮

大根は食べやすい大きさに輪切りにして、上面も下面も格子状に切り込みを入れる(ここ重要!)。鍋に大根と卵とかぶるぐらいの水を入れ、5分間ぐらぐらゆでる。鍋かフライパンにサラダ油をしいて、下ゆでした大根を軽く焦げ目がつくまで両面焼く。焼けたらだし汁・みりん・砂糖・醤油を加えて、ノンオイルのツナ缶をひとつぜんぶ入れて、煮立たせる。煮汁がなんとなくなくなれば皿にもり、ゆで卵とカイワレももって完成。

材料

  • 大根…輪切り4つ
  • 卵…1個
  • ノンオイルツナ…1缶
  • カイワレ…好きなだけ
  • だし汁…100cc
  • みりん、醤油…大さじ1/2
  • 砂糖…小さじ1

おいしかった〜。ほんとにおいしかった〜〜。自分で作っておきながら、こりゃあ傑作やと思った。切り込みを入れているおかげで、短時間煮るだけでも味が中までしっかり染み込む。大根は先っぽの、安くて辛い方で作るといい。甘みと辛味がちょうどよく仕上がるから。

今日の献立

  • 玄米ご飯
  • 小松菜としいたけのみそ汁
  • 大根とツナの焼き煮

粗食を絵に描いたような昼ごはんだ笑

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